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スタッドレスタイヤの選び方とは?
冬が近づくと、車に乗っている人にとってはタイヤ交換をする季節となります。
現在はタイヤ交換をするときにはスタッドレスタイヤに交換するのみで、スパイクタイヤは廃止されています。
では、このスタッドレスタイプのもののタイヤはどうやって選べばいいのかですがこれにはいくつかのポイントがありますので覚えておくようにしましょう。
1.タイヤのサイズ
まず最も重要なのがタイヤのサイズです。
なぜなら、これが間違っているとタイヤ交換しても車に入らないということになってしまい無駄なコストと労力をかけてしまうことになってしまいかねません。
選定についてはノーマルタイヤと同様です。
例として、表示が「245/45R17」と書かれている場合にはタイヤの幅が245mm、45は扁平率を表します。
そしてR17はインチサイズを表しており、Rはラジアルの略です。
メーカーやタイヤの種類により少し異なる面はありますので詳しいことは確認しておいたほうが良いですが、こうした表示は共通しています。
2.タイヤの製造年月日の確認
それから「X1217」などといった数字が出てくる場合もあります。
これは、製造年月日のことです。
この場合は2017年の12週目、つまり3月の末くらいにつくられたことをあらわしています。
Xについては、タイヤの種類を意味しています。
製造年月日がいつつくられたのかについては知っておくと重要でしょう。
というのも、タイヤは空気に触れることで少しずつ劣化するものでもあるためです。
中には、タイヤを販売している店によってはつくられてから相当古いものを扱っているときもあるため買ってからタイヤが故障してしまっているということもないわけではありません。
ですので、あまり古いスタッドレスタイヤを選ぶことがないようにしましょう。
3.国内産のものを選ぶ
メーカーに関しては、できれば日本国内においては国内産のものを購入しておいたほうがより安心です。
スタッドレスタイヤの場合は、雪道のことを最も考えているのは国内の企業ですのでそちらの製品を購入しておいたほうが安全性能が相当違うことはいえます。
4.スタッドレスのタイプ
そのほか、スタッドレスのタイプも選ぶ際には重要となる要素です。
氷とタイヤの間に発生してしまう水膜をどうやって除去するかは、大きく分けると2つのタイプに分かれています。
一つ目が撥水タイプであり、こちらは水をはじくことにより路面と密着してグリップ性能を向上させることが可能なタイプです。
もう一つが吸水タイプで、こちらのほうはタイヤに水を吸うための穴が開いています。
この穴は、凍った路面とタイヤの間の水を吸うことによりブレーキを効きやすくするタイプのものです。
給水タイプのほうが性能としては優れていますので、寒冷地においてはこちらのほうがどちらかと言えば良いです。
ただ、近年では技術向上によって撥水タイプのほうもブレーキが利きやすいようになってきておりこちらを選ぶ人も少なからずいます。
寒冷地でなければ、こちらのほうでもそこまで問題になることはありません。
5.価格について
価格については、人によっては気にするところでもあります。
性能が高いほど価格が高いですが、タイヤサイズが大きくなるほど高くなります。
ですので、性能が高くタイヤが小さめのものを購入する人が多いです。
6.燃費
もう一つ覚えておくべきポイントとしては燃費のことも気にする要素でしょう。
スタッドレスタイヤはノーマルタイヤよりも一般的に燃費が悪いため、できるだけこちらもタイヤがやや小さなものを選んでおいて燃費を良くするようにします。
タイヤの寿命に関しては、3年くらいがどのメーカーでも目安となりますので覚えておくようにしましょう。
価格や性能を見極めたうえで、できれば長く使えるようなタイヤを選ぶと良いです。
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